【バファローズ観戦記2017】vs 北海道日本ハム(17/4/8)

開幕三連敗の不振を跳ね返せるか、、

オリックス・バファローズ vs 北海道日本ハム・ファイターズ
観戦日時:2017年4月8日(土) 14:00プレイボール
観戦場所:京セラドーム大阪 上段1塁側指定席
結果:8対1 こんな理想的なゲームは数年ぶりかも。。

観戦勝敗:1勝3敗

開幕三連敗の、またか、、という始まりだった今シーズン。直後の西武ドームで連勝、神戸で1勝して、3連勝して星を五分に戻した後の観戦でした。

バファローズの先発はコーク。開幕2戦目で見たときは、やけにスイスイと投げすぎて、バンバンと打たれてしまうという感じでしたが、この日のピッチングは本来の彼の姿(オープン戦で見たとおり)の感じでしたね。まっすぐ系統は140kmちょっとなんですが、チェンジアップや緩めのスライダーっぽいたまが100km前後と緩急差をきっちりとリズム感よく投げられていました。凄いのは、緩急差がありながら、ほぼ同じようなフォームでコントロール良く、しかもリズムよく投げられること。凄いっという球はないのですが、この緩急差を同じリズムで淡々と投げられるのが、彼の長所ですね。この日も6回までは無安打、ひょっとして、、という期待が高まりましたが、まとまりよくほぼ完璧でしたね。

あと、開幕のときも気になったのですが、日本人投手を含めてほぼやるイニング間の調整ピッチを彼は基本しないんですよね。ただ、味方の攻撃が長くなると、調整行うという形でどうやら時間を決めてやっているようです。このあたりも計算高いというか、プロの調整技を感じるところです。

一方、ファイターズの先発は有原。有原といえば、全ての球にキレよくコントロールのよいピッチャーというイメージでしたが、この日はその片鱗すら、あまり見えなかったように思います。変化球のコントロールが良くないのと、真っ直ぐが跳ね返されるほどの威力がない。。開幕戦も敗戦投手となっているみたいなので、早く昨年のいいときの状態を戻してほしいです。ただ、この日は栗山監督の意向もあってか、点を取られても完投した、いわゆる完投負けの成績となりました。

この日のバファローズ打線は先制、中押し、ダメ押しと理想的な点の重ね方。相手ピッチャーに威力がなかったこともありますが、得点圏でポンポンとタイムリーがほぼ確実に出るという確変状態で、バファローズファンにとっては至福の一日だったと言わざるを得ません。この好調打線の原因はいくつかあるんですが、ポイントに上げたいのは駿太ですかね。昨年も9番とかに入っているときに、彼のところで残念な凡打で終わってしまう感があった、ある意味、ストッパーでしたが(笑)、今年はチャンスでもタイムリーが出るし、メイクチャンスでは長打で得点圏まで行けるというバッティングの良さを見せてくれています。

いいといえば、宮崎もですね。彼もどちらかというと残念な打席が多いバッターでしたが、今年は粘って着実にヒットにつなげようとするところがいい。もともとローボールを強くセンターやライト方向におっつけることができるところがいいので、この今年見せる粘りは相手ピッチャーにとっても脅威になっていると思います。

それに何といっても、ロメロでしょう。もう何年ぶりでしょう。こんなにいい外国人が来たのは(笑)。確かにローボールをあっさり三振することもありますが、同じ日でも打席を重ねることで修正できるのがいい。そして、詰まりながらも打者を確実に返そうとする4番としてのバッティングも、甘い球はホームランできる長打力も、それに守備も上手いのがいい。外国人というと名前だけで成長しない選手が多いですが、彼は日本に順応しようと、毎回努力を重ねている姿勢が素晴らしいと思います。バレンティンやデスパイネとは違って、何か特質して凄いというところがあるわけではないですが、総合力でいい野手だと僕は思います。

一方、苦しいのはファイターズ。レアードも打率が市外局番並だし、中田もWBCのときのような良さはなく、何かエイヤーでバットを振っているような気しかしません。

大谷も、この日一塁に駆け込んだときに様子がおかしく、次の回から横尾が出てきましたが、主力が怪我で離脱すると、彼ら若手が盛り上げないとチームが埋没する危険がありますね。。

この日のヒーローは、コーク、ロメロの外国人2人。性格もよくって、ファンにも愛されそうな気がしました。

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【バファローズ観戦記2017】vs 東北楽天戦(17/4/2)

さて、開幕3連戦の第三戦。ちなみに、3連戦を全部見るのは初めてです。

オリックス・バファローズ vs 東北楽天ゴールデンイーグルス
観戦日時:2017年4月2日(日) 13:00プレイボール
観戦場所:京セラドーム大阪 上段3塁側指定席
結果:4対5 勝ちゲームをミスミス逃した1戦

観戦勝敗:3敗

この開幕3連戦。1戦目は内容はよく競りながらも惜しい負け、2戦目は全く勝ちの匂いがなかった大敗、この3戦目は結果から言うと勝てるゲームで、勝ちゲームだったのに逃した一戦で、これを落としちゃいけないでしょう、、という試合でした。。

この日の先発は西。いや、よかったですね。オープン戦も中日戦などは乱調の兆しは見られたんですが、次の回ではすぐ修正していって、自分自身で調子をコントロールする術を身に着けているなと感じました。僕が初めて彼を見たのはまだ20歳そこそこで、それでも一軍ですごい若手が出てきたなーと思っていたのですが、早いものでもう彼も27歳なんですよね。金子がエースではあるのですが、もうそろそろ彼を中心としたチーム編成に変わろうとしているのかなと思います。4回の3三振は見事でした。

ただ、その好調だった西を降ろしたのは茂木(写真切れていてスイマセン)。阪神の高山同様、2年目の茂木もやはり成長を見せていますね。この日の8回の2ランは、おっつけた球がそのままライナーで飛び込むもの。あんな反対方向に強い球が打てるのは凄いの一言。ショートの守備も安定していますし、高山とこの2人が次回のWBCでは中心選手になっていくのかなと感じた、この3連戦での彼の姿でした。

一方、イーグルスの先発は古川。名前をあまり聞いたことのない選手でしたが、4年目の選手で今までは一軍二軍を行ったり来たりという感じの選手。確かに1軍で使いたいと思わせるようなまとまりの良さは感じましたが、何か1つ特徴というのが掴めない選手でした。2回の失点はいいものの、4回にバタバタしての失点はちょっといただけなかったかなと思います。


それより、後に上がったルーキーリリーフの2枚。高梨と森原の印象がよかったですね。高梨はフォームの変則的なところがタイミングをずらすし、森原は球のキレがいい。これからどう伸びるかが楽しみです。

一方、バファローズのリリーフで期待の黒木。開幕戦のピッチングは圧巻の一言でしたけど、この日はあれ!?って感じでした。開幕戦のような球のキレがなくなっていたんですよね。あと、気になったのは追い込んだ後の決め球がないこと。バッテリーとの組み立てにもよるんですが、彼の持ち味を活かすようなリードをどうしていくかもポイントかもしれません。この日は1失点でなんとかこらえたって感じの印象でした。ルーキーなので、失点した後に交代してもよかったかなとも思います。

あとは、この日ペゲーロに逆転となる2ランを打たれ、敗戦投手になってしまった平野。岡島にいきなりのヒットで、嶋に送られ、好調茂木は何とか抑えたものの。同じく絶好調のペゲーロにツースリーから、まともに勝負にいくかね、、という配球だったかなと思います。1塁が空いていたわけですから、次のウィーラーも含めて、2人で1アウト(もう2アウトだったわけですし)という考えでもよかったのではないかと、いやそうであるべきだったと思います。

開幕戦ではスタメンを外れていた岡島ですが、この3連戦で一気に調子を上げた選手でした。

ヒーローは一戦目に続き、ペゲーロ。これだけ大きく打てる外国人が2番に入っているんですから、怖い打線です。開幕前予想では外国人がキーになると予想していた楽天ですが、ペゲーロ、ウィーラーの2人がこの三連戦ではいい出だしを見せ、一気に三連勝をかっさらっていったという感じがします。これに茂木や今江など、好調な中長距離打者が絡んでくれば、楽天打線の破壊力は抜群。開幕ダッシュにどこまで勝ちを重ねられるかが今後の見ものです。

バファローズは3連戦3連敗の最悪の出だしになってしまいましたが、今日のゲームくらいはちゃんと取っておかないとダメでしょう。”目の前の一勝”が今年のテーマならば、今日みたいな試合こそ勝てる腕を見せて欲しいところです。

あと、苦言を呈したいのは、この3連戦でのスタジアムDJの平野さんでしょうか。。彼も3年目になるのですが、楽天・菅原の交代のアナウンスを忘れたり、昨日のゲームでも代打・西野のところを投手・小林のムービー(背番号は昨年西野の39だけど、、)が流れたり、交代選手の名前で違う選手をコールをしたりと、こちらも散々。。自チームはいいのですが、相手ビジターの選手のコールを忘れるとは(後に訂正アナウンスもなし)失礼極まりないと思います。この辺も、ピシッとしないとゲーム全体がピリッとしませんし、チームの勝ちにもつながらないと思います。この辺りもミスなくしっかりやってもらいたいです。

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【バファローズ観戦記2017】 vs 東北楽天戦(17/4/1)

ということで、開幕シリーズ2戦目

オリックス・バファローズ vs 東北楽天ゴールデン・イーグルス

観戦日時:2017年4月8日(土) 14:00プレイボール
観戦場所:京セラドーム大阪 3塁側S指定席
結果:4対13 文字通りの大敗。。

観戦勝敗:2敗

開幕戦を落としたバファローズが挑む2戦目。。

バファローズの先発はコーク。今年の新外国人ですが、年齢は34歳のベテラン。まぁ、元ヤンキースで松井と一緒にやっていたというのですからね。オープン戦を見る限りはとても素晴らしいという感じ。いいのが投げるテンポが早いのと、それに対してコントロールが非常にいい。とてつもなくビックリする球は正直ないのですが、これだけコントロールがいいと、うまい配球をすれば結構勝てるのではないかと思っていました。。でも、やはりオープン戦と本番は違いますね。とはいうものの、2回までは結構いいかと思ってました。3回になると、コントロールがやや暴れ気味になったのと、ほいほいと投げて、パンパンと打たれるというか、狙いが定まると、逆にテンポの良さが仇になっているように思いました。球自体に正直強いキレの良さは感じられないので、ポイントはコントロールの良さをどこまで引っ張れるかでしょうかね。

一方、イーグルスの先発は辛島。前日の美馬の良さを見てしまっていたので、コークに比べても、ボール球が多くやや不安定かなと思いました。それでもバファローズ打線が捉えることができず、ようやく集中打が出たのは6回。それでも中島がうまく捉えることが出来ず、バファローズにとっては一得点のみ。やはり、コントロールが不安定な投手を捉えられなかったのは痛い結果となりました。

コークは悪かったですが、その後に立った山崎福がよかったですね。オープン戦の終盤もよかったですが、今年は球のキレが抜群です。球速はそれほどでもないのですが、キレの良さで打者の空振りを誘うことができているかなと思います。今はロングリリーフの位置にいますが、ローテ次第では先発でもいけるのではないかと思います。

悩めるのはTのバッティングスタイルですかね。少し短めにもって、打つときに長めに持ち替えることでタイミングをうまく調整しています。このスタイルは若月選手にも一時期やっていましたが、ホームランこそ出ているものの、悩める部分も多いのかなと思ったりします。

同じく、んーという投手はヘルメン。オープン戦より球速は確かに上がっていて、シーズンへの調整はできているように見えるんですが、球速のわりにコントロールが悪く、おまけにフォームもまとまっていないので、全体的に印象がよくないんですよね。若月とのバッテリー間のコミュニケーションもできていないことも露呈して、アマダーの打球もうまくフィールディングできていないし。。いい要素はあると思うので、2軍でストライクカウントを如何にコントロールしていくかをもう少し勉強して欲しいなと思います。

負けゲーム濃厚になってきて、佐藤達も出てきました。球の速さは戻ってきていると思うのですが、打つほうが怖さをもっていないのですよね。まるでバッティングマシンの速い球を打っているみたいに、バンバンと打たれて5失点。球も上手くコントロールできていなくて、四球絡みというのも大量失点につながってしまったと思います。打っても押されるということができなければ、やはりもう少し違う球を織り交ぜるようにするとか、何か変わるきっかけを早く掴まないと厳しいシーズンになってしまうかなと思います。

一方、楽天の小山(元巨人)も出てきた割に印象がよくなかったですね。小山は一時期、ジャイアンツのリリーフでも活躍していたと思うのですが、いつからこんなコントロールの悪い投手になったのでしょうね。。こちらも新天地で早めの活躍を見せないと厳しいかなと思います。

あと楽天の一塁コーチャーは、元バファローズでも活躍していた森山さんなんですね。少しビックリしました。

この日は楽天打線が爆発でしたが、それよりもバファローズ側の投手の悪さのほうが目立ったようなゲームでした。勝ちゲームパターンの選手が出ていないこともありますが、打たれる選手には課題があると思うので、その辺りを早めに修正してほしいですね。

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【バファローズ観戦記2017】vs 東北楽天戦(17/3/31)

というわけで、2017年シーズンも開幕しましたので早速いってみましょう。

オリックス・バファローズ vs 東北楽天ゴールデンイーグルス
観戦日時:2017年3月31日(金) 18:30プレイボール
観戦場所:京セラドーム大阪 上段1塁側指定席
結果:4対6 粘ったが結局は負けは負け。。

観戦勝敗:1敗

さて、2017年シーズンは開幕ホームでの試合。調べてみると、なんと2010年以来の7年ぶりとなるホーム開幕。プロ野球開幕をホームで行うには3年前の順位(2010年までは一昨年前の順位)がAクラスなのが必要なのですが、これだけホーム開幕がなかったというのが如何にバファローズが長年Bクラスにいるのかが分かります。今年の順位は分かりませんが、少なくともあと2年はホーム開幕なしになります。。ちなみに、2010年のホーム開幕のときも、僕は見に行っています(笑)。

ホーム開幕なので、最初は球場内を暗くしての光の演出があったり、全選手・コーチを紹介したりと派手な演出がありました。球場も金曜ながら平日の夜なのに、クライマックス以来じゃないかと思うくらいの満員御礼状態。やっぱり、開幕は盛り上がりますね。2010年のときと違っていたのは、ちゃんとビジターの楽天もオープニングメンバー紹介があったこと(ベンチメンバーはなしでしたが)。2010年のときは、バファローズ側は派手な紹介をした割に、ビジター側(同じ楽天:ブラウン監督時)は”お並びください”の一言しかなかったでしたからね。

話題の松井・大阪知事も登場。”忖度”ジョークのマイクパフォーマンスも冴えていました(笑)。

この日のバファローズの先発はエースの金子。うーん、オープン戦のいいイメージはなかったですね。気になる浮き球のまっすぐ系統の球はなかったものの、ボール球のタレが大きく、ファアボールなどの与四球が5。これでは攻撃にもリズムが出ないですし、無駄に球数が多く、イニングが稼げないですね。開幕前に金子のベテラン投手への移行について触れましたが、今シーズンは新しい形の金子を早く見せないといけないかなと思います。

一方、イーグルスの先発は美馬。当初は岸でしたが、インフルエンザの影響で開幕回避。急遽の指名になったわけですが、こちらのほうが気合の入り方が違いましたね。初回の安達、西野の連続三振から始まり、5回に捕まるまでは奪三振も6と、球のキレがとにかくよかったですね。ただ、美馬のいけないところはいい状態を長いことキープできないところ。この日は責任投球回6回は投げましたが、やはり一点差と詰められるところまでやってしまいましたからね。2013年は日本シリーズMVPを取ったくらいに、いいときは打つのか難しい選手なので、これからも頑張って欲しいところです。

さて、気になる選手を。この日は西野ですかね。3回は本当は0点で終わるところを、3アウト目をファンブルで焦ってしまう処理でエラー。3回は茂木に対するサード小谷野の処理もエラーで2塁まで進塁させてしまうなど、守備がピリッとしていないところが失点に繋がってしまいました。それが打席でも出てしまい空回り。西野はバッティングでは年々成長を見せているだけに、やはり後は守備でしょう。見ていると、昨年もそうですが失策をするときは、何か動きが固まってしまうことが多いように思うのです。動きの中でのハンドリング処理をもう少し練習して欲しい。守備は練習するほど上手くなると聞きますので、頑張って欲しいです。

あとは小島もせっかく開幕スタメンが一塁走塁時に肉離れ。。開幕戦での離脱は選手個人にとっても痛いの他ありません。

サヨナラを放ったペゲーロや、すべて好調なウィーラーに対し、唯一アマダーだけが調子が悪そうでしたね。バットスイング、選球眼、全てにおいても何かリズムが出ていませんでした。

一方、WBC組の平野は好調の素晴らしい投球でした。

WBCメキシコ代表出場のアマダーとの対戦打席は、WBC彷彿でしたね。

同じくWBC組の楽天、松井裕樹は2イニング投球。ちょっと投球数が多いのが気になりました。。

一方、期待の黒木はこの日は素晴らしいピッチング。150km弱のまっすぐ系統と、抜いた130kmの緩急差は見事でした。

延長になって、登場の同じ開幕ドラフト新人の澤田でしたが、こちらは嶋を三振にしたものの、茂木にツーベースを打たれ、ペゲーロに逆転となる2ランを献上してしまいました。ツースリーと追い込んでいましたが、一塁が空いていただけに素直に勝負に行ってしまったのがなんとも残念でなりません。新人にはちょっと苦いデビュー戦となってしまいましたね。。

オープニングイベントがあったのに、開幕から延長戦で終わったのは10時半位。。開幕延長でも勝てなかったのは、いつぞやの千葉マリンでの開幕ゲームを思い出しますが、本当にここ数年は終盤まで競ったいいゲームはするものの、ポカで落とすというつまらない開幕戦が多いような気がします。2010年以来のホーム開幕戦で、その2010年以来の開幕勝利を掴めなかったバファローズ。開幕戦は1年に1回しかないので取り戻せませんが、143試合のうちの1つのゲームとして、また次につなげて欲しいと思います。

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開幕直前!プロ野球順位予想2017

さて、開幕直前の恒例のヤツをやります。毎年、これが当たりません(ちなみに昨年がコレ)が、それだけシーズンが予想外のところが出てきて面白くなっているということにしておきます(笑)。今年はパ・リーグから

1位 福岡ソフトバンク・ホークス
2位 オリックス・バファローズ
3位 千葉ロッテ・マリーンズ
4位 北海道日本ハム・ファイターズ
5位 埼玉西武ライオンズ
6位 東北楽天ゴールデンイーグルス

で、1位はこれは盤石でソフトバンクで今年も決まりでしょう。昨年の日ハムの奇跡の逆転優勝は、まさに”奇跡”の実力だったと思います。でも、自力と層の厚さはソフトバンクがピカイチ! なんせ先発陣は武田、千賀の球界を代表するピッチャーに、若手新人まで何枚もいるくらい。今年が勝負の松阪も、かつてのエースになりつつある摂津さえもローテションに入れないというのはどれだけ枚数がいるのだということを思わされます。それに今年は打線にデスパイネが加入したことが大きい。あれだけウエイトオーバーに見えたWBCでさえ、バットスイングの速さは健在で、狭いヤフオクドームだけでもホームランは30発以上は打つでしょう。こうした長打が打てる大砲に、中村、柳田、松田と線になれる打線は破壊力抜群。森福が抜け、やや後ろの投手陣容に不安があるのが気になりますが、その小さな傷を見えることがないチーム力がソフトバンクの魅力です。

2位に上げたのはバファローズ。本当は3位くらいにしようかと思いましたが、軒並み批評家の順位が最下位予想ばかりなので、ここは期待と発奮をかける意味で上位にしました。とはいえ、悪くてもクライマックス争いができるくらいの位置には、今年のチームは行けると思います。戦力分析のところでも書いたように、今年は投手陣が例年になくいいのです。ソフトバンクには及ばなくとも、ファイターズ、マリーンズくらいには遜色なく並べられると思います。ただ、不安は野手陣の方。吉田正が開幕から行けないのも痛いのですが、もう1枚、2枚レギュラークラスに名乗りを上げれる選手が欲しい。契約最終年になるベテラン、中島と小谷野がどこまで奮起して引っ張れるか。特に、中島は今年(こそ)は期待している選手なので、彼の活躍に期待したいです。

3位はマリーンズ。ここもやっぱり投手陣の組み上がりがいい。涌井、石川の2枚看板に、今年のドライチ・佐々木が期待されていますが、僕は昨年バファローズの天敵にもなった2年目の関谷であったり、先発に再転向となった西野がどれだけその2枚に続けるかが鍵。見たことはないんですが、ダフィー、パラデスの2枚の新外国人もよいらしいので、試合巧者な伊藤監督が今年も上位にチームを持っていくように思います。

4位予想はファイターズ。もちろん、一般的な見立てなら昨年の優勝チームであり、日本一チームであり、戦力的にも大きな抜けはないので上位にくるとは思いますが、ここはよくも悪くも今は大谷中心で回るチームなのです。大谷が投手でいけない、打者一本ということでも足の不安をかかえたまま全力でいけないというのが、苦しい戦いを強いられるのではないかと思います。それに意外に見過ごされているのが、昨年日本シリーズでも活躍し、シーズン中でも先発やセットアップで奮闘したバースが抜けたというのが大谷が投手に入れないのとプラスして、マイナス評価な部分だと僕は感じています。しかしながら、ここは強い戦力が抜けても、現有の中で如何に勝てるチームにしていくのかをファームも含めて一緒に考えるという、ソフトバンクとは違った育成力をもっています。名前も知らなかった選手がいきなり登場して活躍するサプライズがあれば、ソフトバンクを脅かす存在になると思います。

5位はライオンズ。ここは打つほうはいいけど、投手がね、、と毎年書いているのに、エースである岸が抜けたというのが更に痛い。菊池がエース格になるのですが、彼がライオンズというチームを引っ張るくらいの存在になれているかというと、まだまだ二桁勝てたばかりでこれからという感じがしないでもない。中村、メヒア、浅村、秋山、、と打つ選手はいっぱいいて怖いのは怖いですが、得点力は豊富な割りに、守備が不安定だったり、1点を守りきるというのができなかったりと大味な印象も拭いきれないので、この順位が妥当かなと思います。

そして最下位は東北楽天。ここは上記した岸が加わり、則本とともに2枚看板にはなったのですが、岸のほうが開幕は無理、そして今年伸びるであろうと思っていた安楽が怪我ということで、投手力にやや不安を残す開幕ダッシュになったことが不安要素。後ろの陣容も今年入った若手頼みなところと、打線にしても外国人頼みになってしまうのがどうしても苦しい。ウィーラーはいいのですが、アマダー、ペゲーロは当たれば遠くに飛ぶ怖さはあるけど、同時に脆さも見えた昨年なだけに研究が進む今年は他の日本人野手がもう少し頑張らないといけないシーズンかなと思います。

とはいうものの、ソフトバンク、ファイターズの2強というのは変わらず、そこに他の4チームが如何に牙城を崩していくかが、パシフィックの見どころかなと思います。

一方のセ・リーグですが、

1位 広島東洋カープ
2位 横浜DeNAベイスターズ
3位 読売巨人ジャイアンツ
4位 東京ヤクルト・スワローズ
5位 阪神タイガース
6位 中日ドラゴンズ

優勝予想は広島。今年は黒田が抜けた穴を誰が埋めるかということを危惧する記事が多いですが、僕はそれよりも一昨年、マエケンが抜けた穴をどう埋めるかと危惧していたチームが昨年優勝した事実のほうが大きいと思います。もちろん、マエケンと違って、黒田は成績よりも精神的な支柱だったということもあると思いますが、このチームにはまだ新井がいるわけですし、田中、菊池、丸という中堅選手がセンターラインを始め、チームにとっても昨年から中心になれる存在になってきていると思います。投手陣もジョンソン、野村の2枚看板に大瀬良、福井あたりが大きく成長して加わってこれば、後ろはジャクソン、ヘーゲンス、今村、中崎と陣容が固まっているので早々に崩れることはないでしょう。ただ、ここ数年を考えると、早く石原に変わる捕手を見つけることかなと思います。長いシーズンで負けることは当然あるのですが、あっさりと早々に負けを決め込むと弱くなる一昨年前までのチームから、負け続けない形に変わった昨年の形を今シーズンも見せられるかがカープの浮沈を決めると思います。

2位はベイスターズ。ここは昨年クライマックスに出て、Aクラスにチームが入ったということが今シーズンへの自信へとつながると思います。打つほうは筒香を始め、ロペスと新外国人が今年は期待できそうですので、問題は投手陣でしょうね。山口が抜けたことで彼の上げた二桁の数字を誰が担うのか。石田、今村という若手投手陣と外国人との先発ローテで何勝できるかが、チームを活性化させる鍵だと思います。

3位予想はジャイアンツ。もちろん、今年の戦力と層の厚さから見れば、問題なく1位でしょう。しかし、2年前に大型戦力補強をして失敗したバファローズというチームをよく知っているだけに(笑)、やはりネームバリューのある選手が多く加わるチーム補強がうまくいくには、生え抜きの現有戦力とのマッチングをいかに図っていくかがポイントになると思うのです。残念ながら、今年のオープン戦の結果を見る限り、ジャイアンツには上手に勝ちを重ねるような形は見えなかった。マギー、クルーズ、ギャレット、マイコラス、カミネロ、マシソンという6人もレギュラークラスを張れる外国人を抱えているのが、そもそも無理があるように思えます。少なくとも、マギーか、クルーズかはどちらか選ぶべきだった。陽と山口俊は獲得したものの、怪我で開幕からは使えない。補強した面々を使いたいフロントと、2年目の高橋監督ということを考えると、補強で選択肢が増えたことがチームの足かせに逆になるように思います(この辺りがソフトバンクの層の厚さとは違うんですよね。。)。とはいえ、もともとネームバリューある選手はそこそこ活躍するでしょうし、チームとしての自力はあるチームなので方向さえ見失わなければAクラス以上は確実に来ると思います。

4位は東京ヤクルト。ここは打つほうはもともとタレントがある選手が多く、つながれば怖い打線になっています。バレンティンもWBCでの活躍そのままながら、三冠王でメジャー返り咲きという夢のコースも夢ではなくなるでしょう。ただ、年々衰えが見える投手陣がどうしても苦しい。小川が早く復活しなければ、石川、館山というベテランに頼るローテではイマイチですし、後ろの陣容もイマイチ見えてきません。とはいえ、ここは昨年ほとんどのレギュラークラスが怪我で抜けたときでも何連勝もしてしまう、若手にも勝ちにこだわるがむしゃらさが見えるところは好印象ですし、パ・リーグファンにしてみれば、パの再生工場となっているここ数年(今年も新加入の元ロッテの大松が開幕一軍)なだけに自然と応援してしまう自分がいたりします。

5位予想は阪神。2年連続優勝予想をしてきて裏切られてばかりなので、今年は申し訳ないですが下位予想にしています。”超変革”で若手の野手陣が大きく成長した昨シーズン。スピード野球ができる糸井も加わり、オープン戦を見させてもらっても、2年目の成長が既に著しい高山、北条、中谷などの期待の面々には打つ方での繋がりを感じますが、ゴメスに変わるホームランバッターが決まらなかったのがなんとも痛い。メッセンジャーの凄さはオープン戦でも感じましたが、能見も年々勢いがなくなってきているように思うし、WBCで活躍の場がなかった藤浪などがシーズンでどう出るか。後ろもマテオは調子は良さそうでしたが、セットアッパーに入る人が少し不透明になっているのも気になります。。

6位は中日。昨年は開幕からの出足はよくて、一時期は首位を狙えるか、、という位置だったのに、気づけば最下位やっぱりかという形。今年は落合問題がなくなったものの、やはりゲレーロ、ビシエドの出来に期待するしかない野手陣が少々苦しいかなと思います。ここは投手陣も大野、吉見以外はバルデス、ジョーダンというやはり外国人に頼らざるを得ないのが、パでいうと楽天と同じような苦しさがあるなと思います。大島、平田がFAで流出しなかった分だけ、まだ期待が少し持てますが、投手陣は徐々に整備されている分だけ、外国人以外に小粒な印象が拭えない野手陣に如何に中長打を打てる日本人野手を作っていくかが一番のポイントになるかと思います。

今年のセはよくも悪くも、ジャイアンツがどういう戦いをしてくるかで各チームの順位が大きく変動すると思います。去年自信をつけた広島、DeNAに、ヤクルト、阪神あたりが如何に対抗できるかがポイントでしょうか。

ということで、WBCで活気づいた日本のプロ野球が、今年はどんなドラマを見せてくれるかが楽しみです。直前のブログで書いたように、今年は多く球場で試合を見ることを目標にしていますので、目の前でエキサイティングなプレイを多くみたいです。1ファンとして、期待をもって新しいシーズンを迎えたいと思います。

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